塩基の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 03:13 UTC 版)
以下に、それぞれの塩基の定義を概略のみ述べる。 詳細は「酸と塩基」を参照 アレニウス塩基 (Arrhenius base) アレニウスの定義による塩基。水に溶けたときに水酸化物イオン (OH−) を出す物質。下式において、水酸化ナトリウム (NaOH) はアレニウス塩基としてはたらいている。 NaOH ⟶ Na + + OH − {\displaystyle {\ce {NaOH -> Na^+ + OH^-}}} ブレンステッド塩基 (Brønsted base) ブレンステッド-ローリーの定義による塩基。プロトンを受け取る物質。下式の反応で「B」、あるいは「B−」がブレンステッド塩基。 B + H + ⟶ B + H {\displaystyle {\ce {B + H^+ -> B^+H}}} B − + H + ⟶ BH {\displaystyle {\ce {B^- + H^+ -> BH}}} ルイス塩基 (Lewis base) ルイスの定義による塩基。電子対を与える物質。下式の反応で「B」がルイス塩基。
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