場の量子論とゲージ理論の拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:06 UTC 版)
「標準模型の歴史」の記事における「場の量子論とゲージ理論の拡張」の解説
量子電磁力学 (QED) はその後に発展する場の量子論に関する数々の理論の基礎的なモデルとなる。QEDの完結性・完全性(34桁の精度で実験と理論が一致)は原理としての有効性を認識させた。QEDの確立に用いられた「場の量子論・特殊相対論・繰り込み・ゲージ理論・対称性」の記述原理に従い、他の2つの力(強い力と弱い力)が理論化されることになる。量子色力学とワインバーグ=サラム理論の形成には、QED可換ゲージを拡張した非可換ゲージ理論、QED繰り込みを拡張した繰り込み群が用いられた。
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