基礎作業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 02:30 UTC 版)
執筆に当たって、杜預は以下の基礎作業を行った上で、『左伝』を研究し、注釈を完成させた。 『左伝』に見える古代の地名が現在ではどこに当たるのか比定し、対照地図を作成する。 人名は姓によってまとめて、系図を作成する。 日食・月食などの自然現象を含めた暦日の一覧を作成する。 そして杜預は、こうした検討に基づいて、『春秋』と『左伝』がどのような規則で書かれているかを示す「春秋の筆法」の原則を抽出し、そしてその原則に基づき一書全体へと適用し、解釈を施した。川勝 (1973, pp. 90-91)は、こうした杜預の研究法は当時としては驚くべき精密さを備え、現代でも歴史研究に欠かせない手続きを備えていると評価する。
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