基本的走塁法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 20:50 UTC 版)
野球において投手が投球モーションに入ったら、走者はハーフウェーまでリードを取って打撃を見届けるべきである。特に一塁走者がこの走塁法を怠ると、フォースアウトの可能性が増大して危険である。その一方で、ヒットエンドランの様にハーフウェーに止まる事無く占有塁から離れすぎるとアピールアウトの可能性が増大して危険である。 ただしソフトボールにおいては、投手が打者へ投球するまで、走者の離塁は禁じられている。 リタッチを考慮した基本的走塁法として、一般的に走者はハーフウェーで打撃を見届けた後に次の様な走塁を敢行する。 打球がゴロの場合、フォースの状態にある走者は進塁に努める。進塁義務の無い走者は、ボールが遠くにあれば進塁を試み、ボールが近くにあれば占有塁に戻る。 打球がライナーの場合、打球が外野まで到達すれば、走者はハーフウェーで待機し、外野手の守備を見届ける。打球が内野手の近辺に飛んで行けば、走者は占有塁に戻る。 打球が内野フライの場合、走者は占有塁に戻る。 打球が浅い外野フライの場合、走者はハーフウェーで外野手の守備を見届ける。 打球が深い外野フライの場合、走者はタッグアップに備える。但し、走者が一塁にしかいない場合、一塁走者はハーフウェーで外野手の守備を見届ける。 バットに投球が当たらなかった場合、ボールを捕手が捕らえていれば、走者は占有塁まで戻る。ボールを捕手が見失っていれば、走者は進塁を試みる。
※この「基本的走塁法」の解説は、「リタッチ」の解説の一部です。
「基本的走塁法」を含む「リタッチ」の記事については、「リタッチ」の概要を参照ください。
- 基本的走塁法のページへのリンク