埴輪と年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/17 22:29 UTC 版)
埴輪は円筒埴輪列となって北辺で16個体、南辺で31個体発掘され、また出土状況からみて当古墳に伴うと考えられる円筒、朝顔形 形象埴輪の破片が多数発掘されている。円筒埴輪は三条のタガを巡らし、法量は口径30cm前後、器高は判明する資料は1点のみで53.4cmであった。時期は川西編年のIII期新相(5世紀前半~中頃)に属するものであった。形象埴輪は蓋形埴輪と家形埴輪の細片が出土している。当古墳の墳丘は木造住宅の跡地であるため既に大半が削平されていた。また、1941年の墓山古墳付近の航空写真においては、その木造住宅が建つ以前の現地が写しだされているが、墳丘らしきものは見当たらず、すでに耕地となっていたことが判る。
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