城ケ崎 (宮崎市)とは? わかりやすく解説

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城ケ崎 (宮崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 03:28 UTC 版)

日本 > 宮崎県 > 宮崎市 > 城ケ崎 (宮崎市)
城ケ崎
町丁
城ケ崎
城ケ崎の位置
北緯31度53分50.5秒 東経131度25分53.3秒 / 北緯31.897361度 東経131.431472度 / 31.897361; 131.431472
日本
都道府県 宮崎県
市町村 宮崎市
地区 赤江地域自治区
人口
2023年令和5年)7月1日現在)[1]
 • 合計 2,785人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
880-0917[2]
市外局番 0985[3]
ナンバープレート 宮崎

城ケ崎(じょうがさき)とは、宮崎県宮崎市内の地名。赤江地域自治区に属している。郵便番号は880-0917[2]。2023年現在、城ケ崎1丁目-4丁目が設置されるが、住居表示実施地域ではない[4]

地理

宮崎市の中部、赤江地域自治区のうち、大淀川右岸にある地区。北側を大淀川に面しており、中世より赤江港の商人街として発展し、近世では上方との交易で支えたという。現在は住宅街となっているが、曾井城址や城ケ崎神社にその名残が残る[5]。西から東へ城ケ崎1丁目-4丁目が設置さる。河川部は1丁目・4丁目であり、2,3丁目の堤防部が1丁目となっている。

西方を東大淀1丁目、東方を大字田吉、南方を恒久と接する。大淀川をはさみ、吾妻町出来島町高洲町と接する。

2丁目には宮崎土産の定番「青島せんべい」を製造販売する「お菓子の日進堂」がある。

地名の由来

中国などとの貿易が盛んな中世のころ、赤江港をひかえたこの地に太田七郎左衛門が開いたといい、曾井城の前(さき)が地名の由来という[5]。近世は上方との交流で商業が発展し、太田・小村・南村などの豪商が町を治めた。豊かな経済に支えられ、商人たちの間には俳諧(はいかい)が盛んになり多くの俳人を輩出した[5]

歴史

  • 時期不明 - 恒久・田吉の一部をもって城ケ崎が成立。

世帯数と人口

2023年(令和5年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
城ケ崎1丁目 241世帯 430人
城ケ崎2丁目 473世帯 961人
城ケ崎3丁目 413世帯 619人
城ケ崎4丁目 421世帯 755人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

町名 小学校 中学校
城ケ崎1丁目・2丁目

城ケ崎3丁目の一部

宮崎市立恒久小学校 宮崎市立大淀中学校
城ケ崎3丁目の一部

城ケ崎4丁目

宮崎市立赤江小学校 宮崎市立赤江東中学校

交通

鉄道

日豊本線が通過している。最寄り駅は南宮崎駅

バス

宮交グループ[7]の運営するバスが営業している。

道路

施設

  • 城ケ崎神社
  • 小戸之橋
  • 赤江大橋

脚注

  1. ^ a b 地域自治区別・町丁大字別 人口・世帯数”. 宮崎市. 2023年7月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2023年7月29日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年7月29日閲覧。
  4. ^ 住居表示地区内の新築届 - 宮崎市 [Miyazaki City]”. 宮崎市[Miyazaki-city]. 2023年7月13日閲覧。
  5. ^ a b c 大淀川流域 地名いわれ事典”. www.qsr.mlit.go.jp. 国土交通省宮崎河川国道事務所. 2023年7月29日閲覧。
  6. ^ 宮崎市立小中学校の通学区域に関する規則”. 宮崎市. 2023年7月29日閲覧。
  7. ^ 宮交グループ http://www.miyakoh.co.jp/

関連項目

外部リンク




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