地区施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:50 UTC 版)
「トリカスタン原子力地区」の記事における「地区施設」の解説
トリカスタン原子力地区はフランス原子力産業有数の施設で、これに最大の原子力施設であるラ・アーグ再処理工場がある。地区は最初、1960年代に軍事利用されるウラン濃縮のため利用され、核燃料に関わる製造や運転のための工場が集中し、従業員約5,000人が働いている。 トリカスタン原子力地区内は大きく3箇所に区分され、フランス電力区域、原子力庁区域およびアレヴァ社区域に分けられる。 2008年7月にニコラ・サルコジ大統領はフランス国内第2弾となる欧州加圧水型炉の建設方針を打ち出し、5つの候補地を発表した(他にはフランマンヴィル、パンリー、ショーおよびマルクールが挙がった)。しかし、最終的に建設地はパンリー原子力発電所に決定される。2010年2月、GDFスエズ(現:エンジー)社は地区内に原子炉を建造する予定であるが、これはアトメア社(fr:ATMEA)製欧州加圧水型原子炉が選ばれている。
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