地の確保
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 02:38 UTC 版)
同じ6目の地を囲む場合を考えると、下図のように隅では5手(左上)、辺では7手(右)、中央では10手を費やすことになる(左下)。すなわち隅は地を取るのに最も効率がよく、次いで辺、中央は最も効率が悪いということになる。 中央に囲んだ地を「中地」(なかじ)と呼ぶ。 上図では黒が中央に「中地」を取り、白は隅と辺を取っている。一見黒地が大きいように見えるが、実は数えると黒地は121目、白地は136目と白が15目も勝っている。このように、中地は見た目よりも存外小さいことがある(格言:中地を囲うな)。 このため囲碁の対局では、お互い隅付近から打ち始めるのが基本である。
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