茎伏せ
圧条法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 09:05 UTC 版)
圧条法とは、主につる性の草本及び比較的枝が柔軟な樹木、また枝が堅いものであっても、根元からひこばえがよく生じる植物などに適用される、植物の繁殖法の一つである。他の繁殖法として、盛り土法が知られている。以下のような方法が用いられることが多い。 ひこばえ、もしくは根元から近い枝等を地面に向かって折らないように折り曲げる。 根元周辺の1.で折り曲げた枝が地面とよく接する所の地面を掘り、その枝の地面に埋める部分の皮を幅1~2センチ位で1周剥ぎとる。その付近の根元側のところを針金等でくくり、栄養などを遮断することなどにより発根させやすくした上で、くくった部分を掘っておいた穴に埋める。 成功した場合は、2.を行ってから1~2か月で充分に発根する。発根した部分を本体から切り離せば、新しい苗となる。
※この「圧条法」の解説は、「茎伏せ」の解説の一部です。
「圧条法」を含む「茎伏せ」の記事については、「茎伏せ」の概要を参照ください。
- 圧条法のページへのリンク