土地代金滞納
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:52 UTC 版)
桜井市と「大和さくらい」の土地の売買契約は、土地購入代金2億円を数年かけて5分割で支払う異常な契約であった。ところが「大和さくらい」は、開園前の2009年10月の第1回目の支払1000万円から支払いができなかった。開園後の第2回目の支払いも出来ず、市は「大和さくらい」へ支払いの督促を通算4度行った。「大和さくらい」の久門は、市の督促に対して「最近は団体客も増え、経営も安定している。代金は2010年中には払わなくてはいけないが、時期については市と相談したい」と話したが、経営不振の根本的な改善はなく、開園後の僅か7か月後の2010年10月に事実上施設は閉鎖された。「大和さくらい」は結局桜井市へ土地の購入代金を一度も支払わず全額滞納された。土地の登記も桜井市のままで変更されておらず建物も未登記で固定資産税さえ課税できない状態であった。久門は入院したとされ連絡が取れなくなり、やがて「大和さくらい」にも電話が繋がらなくなった。2010年11月25日、桜井市は「大和さくらい」との土地売買の契約を解除した。
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