国鉄チム10形貨車とは? わかりやすく解説

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国鉄チム10形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/28 06:52 UTC 版)

国鉄チム10形貨車
基本情報
車種 長物車
運用者 鉄道省
所有者 鉄道省
旧形式名 ホチ134形、ホチ246形
改造年 1928年(昭和3年)*
改造数 135両
消滅 1932年(昭和7年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 8,572 mm
全幅 2,502 mm
全高 2,584 mm
荷重 15 t
自重 7.8 t - 8.6 t
換算両数 積車 2.5
換算両数 空車 1.0
台車中心間距離 4,877 mm
備考 *称号規程改正年
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国鉄チム10形貨車(こくてつチム10がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省に在籍した15 t 積みの長物車である。

概要

1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりホチ134形ホチ246形 が1形式にまとめられチム10形(チム11 - チム154,9両欠)に形式名変更された。旧形式名時代より北海道にて材木輸送用に運用された。積載荷重15 t 車であるが二軸ボギー車である。

ホチ134形は1905年(明治38年)に100両(ホチ134 - ホチ233)が英国ミッドルタウン車輌にて、ホチ246形は1905年(明治38年)から1906年(明治39年)にかけて同社で75両(ホチ246 - ホチ320)がそれぞれ製作された車両である。

車体塗色は一色、寸法関係は、全長は8,572 mm、全幅は2,502 mm、全高は2,584 mm、自重は7.8 t - 8.6 t である。

最後まで在籍した車両が1932年(昭和7年)に廃車になり形式消滅した。形式制定後約4年と短い在籍期間であった。

脚注

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参考文献

  • 「貨車略図 明治四十四年 鉄道院」1990年、復刻 鉄道史資料保存会
  • 貨車技術発達史編纂委員会 『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。 

関連項目




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