国民政府主席としての晩年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 03:17 UTC 版)
同年12月、満州事変に伴う大同団結がなり、国民政府は再統一される。このとき、蔣介石は政治的妥協から下野し、林森が後任の国民政府主席に就任した。以後、死去するまでの約12年間、林はこの地位にあり続けたが、実権は蔣介石が握り、林自身が政治的に大きな指導力を発揮する機会は皆無に等しかった。 1943年(民国32年)5月、林森は交通事故で負傷し、それが原因で同年8月1日に重慶で死去した。享年77(満76歳)。
※この「国民政府主席としての晩年」の解説は、「林森」の解説の一部です。
「国民政府主席としての晩年」を含む「林森」の記事については、「林森」の概要を参照ください。
- 国民政府主席としての晩年のページへのリンク