四手網型ドーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 03:24 UTC 版)
ウィンパー・テントが主流である状況が変わったのは四手網の型とでも言うか、現代的なドーム型テントの登場による。 これはX字に組み合わせたフレームの末端を床の四隅に固定し、フレームのたわみで風を受け流し、フレームの復元力でテント本体を張り立たせる自立式であるのが特徴である。1970年に東京で「エスパース・テント」として発売されて以来軽い、嵩張らない、居住性が良いなどの理由で急速に広まった。 また1970年に試作され1971年に関西で発売された「カラコルム・テント」は布地の本体部分をフレームに吊り下げるユニークな方式で、荒天下での設営撤収の困難を著しく改善し、厚いミトンをしたまま迅速に行えるようになった。
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