問屋の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 08:47 UTC 版)
自社倉庫出荷型 ネット問屋が全商品を仕入れて自社倉庫に保管し、受注・出荷するタイプ。小売店側が注文後、ネット問屋側はすべての商品を一括発送するため、送料を抑えることができる。問い合わせ窓口がネット問屋側に集約されているため、トラブルが生じてもスピーディに解決しやすい。 反面、自社倉庫のサイズに限りがあるため扱う商品数にも限界があるというデメリットがある。まずは、ネット問屋の利用を「試したい」「慣れたい」と考える小売店はトライする価値がある。 出展企業参加型 複数のメーカー・問屋が参加し商品を供給するため、購入側は出展するメーカー・問屋ごとに送料を負担しなければならないが、商品が大量に出品される。また、出展する企業同士の競争も激しくなるため、時間経過につれ販売条件やサービスの質が高まっていく傾向がある。例えば、インターネットでの仕入れの場合、商品を手にとって見ることができないため、質感などを購入側が認知することは難しい。 そこで、各メーカー・問屋は購入側が安心して商品を選択できるよう詳細な商品情報を提供している。出展企業参加型は、商品ラインナップを広げたい、特定のジャンルについて深い品揃えをしたい小売店に最適である。
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