呪いの終わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 15:47 UTC 版)
詳細は「2004年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ」および「2004年のワールドシリーズ」を参照 2004年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズでレッドソックスは因縁のライバルであるヤンキースと対戦。レッドソックスはホームゲームの第3試合で19対8の大差負けを喫するなど、最初の3戦を連続で落とし「王手」をかけられた状態であった。 第4試合、レッドソックスは1点ビハインドの4対3で9回裏を迎えた。レッドソックスはまずケビン・ミラーのフォアボールで出塁し、代走のデーブ・ロバーツが盗塁。さらに三塁手ビル・ミラーがヤンキースのクローザーのマリアノ・リベラからタイムリーヒットを放ち同点に追いついた。延長戦にもつれ込んだ12回、デビッド・オルティーズがツーランホームランを放ちこの試合を白星で飾った。さらにレッドソックスは次の3試合で連勝し、メジャーリーグベースボール史上初めて、最初に3連敗したチームのリーグ優勝を果たした。 この年のナショナルリーグの覇者は1946年と1967年に対戦したカージナルスで、レッドソックスはこのカードを4連勝し86年ぶりのワールドチャンピオンの座に輝いた。奇しくもこの試合の最終打者はルースと同じ背番号3のカージナルス遊撃手、エドガー・レンテリアであった。
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