周辺船団等の被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 06:09 UTC 版)
ヒ86船団を全滅させた後、第38任務部隊は、付近の他の船団にも次々と襲いかかった。1月12日に仏印沿岸で空襲を受けた日本艦船被害は、ユサ04船団(輸送船3隻全滅)、サシ05船団(輸送船3隻・護衛艦1隻全滅)、サタ05船団(輸送船6隻・護衛艦5隻全滅)、サシ40船団(輸送船3隻沈没・2隻損傷)およびサンジャック等に在泊の輸送船11隻沈没の計35隻(計13万6130総トン)沈没に及んだ。 その後も第38任務部隊は、北上しつつ日本側艦船や基地を次々と襲った。1月15-16日には馬公で大型タンカーのみりい丸が沈没、香港でヒ87船団の大型タンカー3隻(神威ほか)が失われ、1月21日には高雄で輸送船10隻が沈められた。1月12-21日の一連の空襲による日本側損害は、輸送船48隻(計22万1179総トン)と海軍艦艇11隻の沈没であった。
※この「周辺船団等の被害」の解説は、「ヒ86船団」の解説の一部です。
「周辺船団等の被害」を含む「ヒ86船団」の記事については、「ヒ86船団」の概要を参照ください。
- 周辺船団等の被害のページへのリンク