周波数、変調方式および通信方式、表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 15:03 UTC 版)
「小電力データ通信システム」の記事における「周波数、変調方式および通信方式、表示」の解説
周波数は、施行規則第6条第4項第4号に次のように規定されており、通称を併せ掲げる。 周波数通称2471MHz~2497MHz 2.4GHz帯小電力データ通信システム 2400MHz~2483.5MHz 2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム 5180MHz、5190MHz、5200MHz、5220MHz、5230MHz、5240MHz、5260MHz、5270MHz、5280MHz、5300MHz、5310MHz、5320MHz(屋内および告示 に基づき船舶・航空機・車両内の電波が遮蔽される場所に使用は限られる。) 5.2GHz帯、5.3GHz帯小電力データ通信システム 5500MHz、5510MHz、5520MHz、5540MHz、5550MHz、5560MHz、5580MHz、5590MHz、5600MHz、5620MHz、5630MHz、5640MHz、5660MHz、5670MHz、5680MHz、5700MHz(上空で運用する無線局(航空機内で運用するものを除く。)が使用するものを除く。) 5.6GHz帯小電力データ通信システム 24.77GHz~25.23GHzの10MHz間隔27.02GHz~27.46GHzの10MHz間隔 準ミリ波帯小電力データ通信システム 5.2GHz帯、5.3GHz帯、5.6GHz帯の使用場所に制限があるのは、すでに周波数帯がレーダーなどに割り当てられており、これらに混信等の妨害を与えてはならないからである。 変調方式および通信方式 無線設備規則第49条の20による。 周波数帯変調方式通信方式2.4GHz帯 直接拡散方式周波数ホッピング方式直接拡散及び周波数ホッピングの複合方式 単向通信単信半複信複信 2.4GHz帯高度化 直交周波数分割多重方式又はスペクトル拡散方式上記以外のデジタル変調方式 5.2GHz帯、5.3GHz帯 占有周波数帯幅18MHz以下 直接拡散方式を使用するスペクトル拡散方式振幅変調方式、位相変調方式、周波数変調方式、パルス変調方式又はこれらの複合方式直交周波数分割多重方式 占有周波数帯幅18MHzを超え38MHz以下 直交周波数分割多重方式 5.6GHz帯 占有周波数帯幅19.7MHz以下 直接拡散方式を使用するスペクトル拡散方式振幅変調方式、位相変調方式、周波数変調方式、パルス変調方式又はこれらの複合方式周波数分割多重方式 占有周波数帯幅19.7MHzを超え38MHz以下 周波数分割多重方式 準ミリ波帯 直交周波数分割多重方式振幅変調方式、位相変調方式、周波数変調方式、パルス変調方式又はこれらの複合方式 表示 適合表示無線設備として技適マークが表示されていなければならない。また、技術基準適合証明番号又は工事設計認証番号も付され、小電力データ通信システムを表す記号は、次のとおりである。 周波数帯記号備考2.4GHz帯 GZ 技術基準適合証明番号では、番号の4から5字目工事設計認証番号(番号の4字目がハイフン(-))には、記号表示を要しない。 2.4GHz帯高度化 WW 5.2GHz帯、5.3GHz帯 XW 5.6GHz帯 YW 準ミリ波帯 HX 記号の変遷は沿革を参照。
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