吸収元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 18:25 UTC 版)
数学、特に抽象代数学において吸収元(きゅうしゅうげん、英: absorbing element)は二項演算を持つ集合に属する特別な元で、吸収元と他のどのような元との積も、吸収元自身になってしまうという性質を持つものである。
- ^ 素朴な意味での集合全体は集合にはならないので、本項でいう意味のマグマや吸収元としては扱えない。ただし、普遍集合を一つ与えてその中での集合(これを「小さい集合」と呼ぶ)の意味でなら扱える。普遍集合のとり方には依らないという意味で特に明示しない。
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