君主制の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 17:22 UTC 版)
初めの頃、フランス元帥の役割は王の馬を管理するだけだった。13世紀初頭、フランス元帥はコンスタブル(騎兵隊)隷下として軍に組織された。軍の栄典として初めて王からフランス元帥を授与された人物は、フィリップ2世によりMezの領主に任命されたアルベリク・クレマン(Gauthier III de Nemours)で、1185年のことだった。 1624年にリシュリューがコンスタブル職を廃止した後は、フランス元帥が軍の最高司令官となった。元帥の中でもさらに王の信任を受けた人物は、「国王の陣営と軍隊の大元帥」(フランス大元帥)を授与されることもあった。 それらの任務に加えて、国家憲兵隊の前身である「maréchaussee」(近衛騎兵隊)への国の命令を管理する任務も遂行した(この国の命令は、元帥の長官の仲介者を通して通達された)。 この栄典がいったん廃止される1793年までにフランス元帥になった人物は263人いた。
※この「君主制の時代」の解説は、「フランス元帥」の解説の一部です。
「君主制の時代」を含む「フランス元帥」の記事については、「フランス元帥」の概要を参照ください。
- 君主制の時代のページへのリンク