名鉄との共用区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 15:22 UTC 版)
豊橋駅 - 豊川駅間の複線区間のうち、豊橋駅 - 平井信号場間は名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線と共用しており、JR東海が所有する下り線を飯田線と名鉄名古屋本線の下り列車(中部天竜・名鉄岐阜方面行)が通り、名鉄が所有する上り線を同名古屋本線と飯田線の上り列車(豊橋方面行)が通る。これは、1927年6月に愛知電気鉄道(名鉄名古屋本線の前身)の豊橋延長に際し、豊川鉄道(飯田線大海駅以南の前身)と線路共用を行う協定が結ばれ、これが現在にまで踏襲されているものである。この区間にある船町駅と下地駅には名鉄の列車は停車しない。 共用区間の運行管理は上下線ともJR東海が行っており、基本的に飯田線列車の運行が優先され、名鉄名古屋本線の列車は1時間に最大6本に制限されている。制限速度も85 km/h以下に抑えられ、遅延が長引くと入線できず、伊奈駅以西で折り返すことがある。また名鉄のミュージックホーンは使用されない。 平井信号場。豊橋駅からここまでは名鉄と路線を共用。 船町駅を通過する名鉄列車
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