名古屋ウィメンズマラソンで日本人トップの2位・リオ五輪日本代表選出
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2015年9月27日のベルリンマラソン・女子の部は2時間28分丁度で日本人トップの8位に入る。その後同年12月の第35回全日本実業団対抗女子駅伝等にも出場せず、大好物のビールも一切断ち、オーストラリア・ニュージーランドなどで約70日間の海外合宿を行っていた。 2016年8月開催予定の、リオデジャネイロオリンピック女子マラソン代表最終選考会を兼ねた、同年3月13日の名古屋ウィメンズマラソンでは、終始先頭集団に加わった。30kmでペースアップした同大会2連覇のユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン)を田中一人が追ったものの、33km過ぎで遅れ始める。その後37km手前で小原怜(天満屋)が田中に追いついてからは、ゴール地点のナゴヤドームまで壮絶なデッドヒートを繰り広げたが、残り100mで田中がラストスパートで突き放し、3位の小原とは僅か1秒差の2時間23分19秒で自己記録更新・日本選手トップの2位となり、念願のリオ五輪女子マラソン日本代表選出をほぼ確実にした。それから4日後の3月17日、念願のリオ五輪女子マラソン日本代表へ正式に選出された。
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