合成文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 08:57 UTC 版)
「JIS X 0213」の記事における「合成文字」の解説
非漢字の内半濁点付き仮名、アクセント付き国際音声記号で従来のUnicodeに単独の符号としてないもの、声調の上昇調、下降調を示す記号は二つのUnicode符号を組み合わせて表すこととなった。該当する文字は全部で25字ある。これらをOpenTypeで使用するには、オペレーティングシステムやアプリケーションが、OpenTypeのグリフ置換機能に対応する必要がある(この場合グリフ置換のうち、複数の隣り合うグリフをある一つのグリフに置換する機能を使用)。例えば1面4区87点の半濁点付き「か゚」は「か」のU+304Bの後に合成用半濁点のU+309Aを付けて表すこととなった。 1面11区69点の声調記号上昇調および1面11区70点声調記号下降調はU+02E5とU+02E9の組み合わせで表されるが、これはUnicode BookのChapter 7.8に基づくものである。これによると、U+02E5-U+02E9の5つの記号のうち複数が隣り合うと、上下の声調変化を示す記号ができるというものである。 ˩˥(U+02E9 U+02E5)、˥˩(U+02E5 U+02E9)
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