各県知事の謝罪訪問
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2001年(平成13年)5月11日に出された、熊本地方裁判所におけるらい予防法違憲国家賠償訴訟判決及び日本国政府声明を受けて、都道府県知事は国立ハンセン病療養所を訪問し、入所者に無癩県運動に対する謝罪をした。例えば、国立療養所長島愛生園へは、平成13年6月11日に岡山県知事石井正弘、翌12日には鳥取県知事片山善博、そして16日には山口県知事二井関成、広島県知事藤田雄山、愛媛県知事加戸守行が訪れ、謝罪した。 国立療養所菊池恵楓園では、6月19日に熊本県知事潮谷義子、20日に佐賀県知事井本勇、22日に大分県知事平松守、25日に長崎県知事金子原二郎、7月9日に福岡県知事麻生渡が謝罪に訪れた。宮崎県と鹿児島県は副知事が訪れた。 沖縄県においては、7月に沖縄愛楽園と宮古南静園を沖縄県知事稲嶺惠一が、かつての無癩県運動の非を詫びた。
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