司、高志、敬子の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:06 UTC 版)
「アリエスの乙女たち」の記事における「司、高志、敬子の家族」の解説
結城小百合 演 - 大場久美子 司の姉。編集者として働いているが、淳一郎とは仕事の関係だけでなく不倫関係にある。過去に両親を旅行中の飛行機事故で亡くし、その補償金と自身の少ない収入でなんとか司の学費や生活費を工面してきた。淳一郎との不倫を辞めるよう司から言われているが、「大人の恋愛に口出ししないで」と拒否し彼に尽くそうとする。その後司と薫が相思相愛の仲と気づきながらも、弟が敬子を妊娠させた責任を取って結婚したことを受け入れ、甥・だいすけの面倒を見ながら弟夫妻と同居生活を送る。 磯崎淳一郎 演 - 中尾彬 高志の父。あまり売れていない小説家。小百合との不倫を快く思わない司から嫌悪され、高志からも嫌われている。女好きで自己中心的な性格で「愛は移ろいやすいもの。私は常に新しい愛を求める」との持論を持つ。富山県出身で、奥多摩の渓谷が故郷に似ているとのことで時々川釣りに訪れている。その後小百合と別れて新たに由香と付き合い始める。 磯崎志乃 演 - 奈月ひろ子 高志の母。高志のことを「高志さん」と呼んでいる。女好きで家庭を顧みない淳一郎に心を痛めながらも、高志に支えられ何とか良き妻を演じようとする。しかし徐々にその疲れのせいで情緒不安定になり体調も優れなくなり床に伏せるようになる。その後自身の世話をしたり、家事を手伝いに来てくれる恵美子を慕うようになる。 敬子の両親 演 - 津川隆造(平泉成)、隆造の妻(結城美栄子) 敬子の父と後妻(敬子にとって継母)の3人家族で、自宅で何かの自営業をしている。 隆造はもちろんのこと、後妻も敬子のことを実の娘のように大切に育ててきた。夫婦はいつも敬子の味方をしているが、2人とも短気な性格で口が悪い一面がある。敬子が司の子を妊娠したと知ったあと彼に責任を取って結婚するよう迫り、結婚後も色々と娘の相談に乗るが薫のことを「敬子と司の夫婦生活を邪魔する存在」として敵視し始める。
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