古代・中世の牧士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 08:41 UTC 版)
「牧 (古代)」も参照 牧は律令制のもとで制度化された。厩牧令によれば、牧ごとに長1人、帳1人を置き、馬・牛それぞれ100頭の群について各2人の「牧子」を配した。 中世には律令制下で官牧であった土地に居住し、馬を飼養していた武士のことを「牧士」と称した。『吾妻鏡』建暦元年5月19日条には、甲斐国にあった小笠原御牧の「牧士」と、奉行人三浦義村の代官の間で喧嘩があったという記事がある。 陸奥国糠部郡(現在の青森県東部から岩手県北部一帯)や津軽地方には、「牧士田」が設定されていた。
※この「古代・中世の牧士」の解説は、「牧士」の解説の一部です。
「古代・中世の牧士」を含む「牧士」の記事については、「牧士」の概要を参照ください。
- 古代・中世の牧士のページへのリンク