古代における「帰化」の語義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:34 UTC 版)
「渡来人」の記事における「古代における「帰化」の語義」の解説
「帰化」という語句の本来の意味は、「君主の徳に教化・感化されて、そのもとに服して従うこと」(後漢書童恢伝)で、歴史学的な定義としては、以下のものがある。 1.化外(けがい)の国々から、その国の王の徳治を慕い、自ら王法の圏内に投じ、王化に帰附(きふ)すること 2.その国の王も、一定の政治的意思にもとづいて、これを受け入れ、衣料供給・国郡安置・編貫戸籍という内民化の手続きを経て、その国の礼・法の秩序に帰属させる一連の行為ないし現象のこと
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