友楽会館
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友楽会館は1954年に建てられた。施工は清水建設、映写設備は日本音響精器による。総工費は当時の金額で約1億円。落成式には当時の奈良県知事である奥田良三や奈良市長の高椋正次などが駆けつけている。映画だけでなく舞台上演も可能な友楽大劇場、当時まだ珍しかったシネマスコープ上映が可能な友楽洋画劇場、日本交通公社、美容室などを擁した。後に友楽スカラ座に洋画ロードショウ劇場の座を譲り友楽洋画劇場は友楽映劇と改称。老朽化のため1990年に閉館した。跡地はシネマデプト友楽EASTとなった。 1954年12月15日 - 友楽大劇場(友楽大劇)、友楽洋画劇場(友楽洋劇)を擁する友楽会館が完成。こけら落としはそれぞれ長谷川一夫が演じる『鏡獅子』および『聖衣』。既存の奈良映劇、友楽座と合わせ4館体制となる。 1971年7月1日 - 友楽洋劇を友楽映劇と改称する。 1990年10月31日 - 友楽会館の老朽化のため、友楽大劇、友楽映劇を閉館。
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