参拝反対
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 00:04 UTC 版)
「台湾団結連盟靖国神社参拝事件」の記事における「参拝反対」の解説
中国国民党では、副主席・馬英九が「太平洋戦争において台湾人日本兵は不義の戦争への参加を迫られた。統一派、独立派にかかわらず参拝すべきでなく、台連は謝罪すべきである」と批判している。同党スポークスマンの張榮恭も、「靖国神社は日本軍国主義の象徴であり、政党代表としての参拝は不適切」と批判した。 また親民党主席の宋楚瑜も「当時の台湾は日本の植民地であり、台湾人日本兵は侵略戦争に参加し、台湾防衛に参加したわけではない。台連は今回の行為で台湾人の尊厳に衝撃を与えた。台連は台湾のためにをスローガンにしているが、実際は台湾人を貶める行為である」としている。 マスコミでは『東森新聞報』は「台連は台湾のためにをスローガンに、台湾人の立場より発言しているが、台湾人が日本植民地時代に受けた屈辱と迫害を淡化し、日本軍の威圧のもとに犠牲になった台湾人軍属を英雄化するものであると同時に現在もなお太平洋戦争の侵略行為に全く反省の態度をとらない日本人を暗黙のうちに認めるものである。靖国神社には日本人の栄光と台湾人の恥辱しか存在しない。靖国神社参拝を支援することは日本人の立場で台湾人の尊厳を踏みにじることでしかない」との論説を発表している。
※この「参拝反対」の解説は、「台湾団結連盟靖国神社参拝事件」の解説の一部です。
「参拝反対」を含む「台湾団結連盟靖国神社参拝事件」の記事については、「台湾団結連盟靖国神社参拝事件」の概要を参照ください。
- 参拝反対のページへのリンク