参事会の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/23 13:25 UTC 版)
「ロマン=シュル=イゼール」の記事における「参事会の時代」の解説
サン=バルナール参事会聖堂の周囲には、商人や職人が移り住み、強力な毛織物産業で成長した。ロマン=シュル=イゼールの名声はこの後7世紀にわたり有名なものとなった。交通量が増加したために、イゼール川に最初の橋が架けられたのは1049年である。参事会聖堂の周りで市場が開かれた。 13世紀に貿易が活発となり、都市の繁栄は新たな建物の建設を進めた。ヴィエンヌ大司教ジャン・ド・ベルナンは橋を再建させ、参事会聖堂を拡張させた。同時代、都市壁の外で郊外定住地が成長し始めた。 しかし教会参事会の指導は益々煩わしいものとなり、1280年にロマン住民は反乱を起こした。これに恥じ入った教会参事会は、コミューンの統治を断念した。
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