原理 [編集]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/18 16:18 UTC 版)
右図で、関節Aは固定されており、Cは固定されていない。また、BはスライダーとしてGの表面上を左右に移動できる。節は固定点Aに対して自由に回転し、節とはそれぞれ関節Cに対して自由に回転できる。Cに対し、ABに垂直な方向から力を作用させたときにBに働く水平方向の力をとすると、 となる。(トグル機構の説明ではこちらの式が使われることが多い)。 どちらの式でも節が一直線に近付く、すなわちが180°に近付くとの値は急速に増大する。従って小さな入力から非常に大きな出力を得ることが出来る。 これはクランク機構において、クランク側を原動節、直線運動の側を従動節とした場合の、上死点付近における挙動と同じ物とも考えられる 。 ただし、必ずしもこのような構造でなくても、単にリンクを用いた倍力機構を「トグル機構」と呼ぶ場合もある 。
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