原宿系ギャルの台頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:20 UTC 版)
渋谷系ギャルの衰退と入れ替わる形で、原宿系ギャルが台頭していった結果、きゃりーぱみゅぱみゅや藤田ニコルが原宿系ギャルのカリスマとして認められていくことになる。 それまでの原宿系も『KERA』や『Zipper』などの青文字系雑誌に代表される個性的なファッションを示していたが、原宿系ファッションを好む女性の多くはガーリー系などの比較的ナチュラルなものであった。益若による「渋原系」の提唱がなされた2009年頃より原宿系が渋谷系ファッションを取り入れる動きが興るようになり、その影響はそれまで渋谷系ギャルを中心に構成していたファッション誌『Popteen』が原宿系ギャルを中心にした構成になるなど、明らかにムーブメントに変化が起きていた。 これらの結果、ガーリー系により奇抜なヘアカラーを施した「フェアリー系」に代表されるファッションが流行を示したほか、1990年代末期に原宿系ファッションで一定の流行を示した「デコラ系」が10代半ばの女性に大きく支持され、ヘアピンや衣装にカラフルな色合いの服飾が流行を示すなど、徐々に原宿系ギャルが台頭していく様相となる。
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