南関東への転厩について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:44 UTC 版)
「マカニビスティー」の記事における「南関東への転厩について」の解説
これは中央競馬における3歳上半期のダート路線が未整備(重賞が6月のユニコーンステークスしかないなど)であることが原因であり、賞金が中央競馬の重賞に匹敵する南関東三冠(羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービー)のある南関東公営競馬に活躍の場を求めたための措置であるとされ、調教師の矢作も厩舎のブログでこれを認めている。また、今回の件は一時的な転厩であり、東京ダービー後に再び自厩舎に戻る予定であることを示唆する内容になっている。日刊スポーツは、松浦に東京ダービーのタイトルを獲らせるのが主目的であったと報じている。ユキチャンなどのように古馬になってから出走機会を求めて中央から南関東へ移籍するケース、未勝利馬や条件級の馬が実質的な外厩として中央復帰を前提とした地方への移籍を行う例はあるものの、本馬のように3歳春シーズンに出走機会を求めての移籍は過去にほとんど例がない。 その後予定どおり東京ダービー後に再転厩する青写真だったが、大井競馬場におけるダートグレード競走の要綱に「地方競馬からJRAに転厩した馬は、中央で1戦以上出走しないと交流競走に出走できない」という項目に抵触することが判明。このままでは大井で開催されるジャパンダートダービーには出走できないことが明らかになる。陣営はTCKに対しクレームとも言えるルールの変更の要望を出したが、ルールは変更されなかった。そのため陣営はジャパンダートダービーと同時期に開催される中央のダートGIII競走プロキオンステークスに目標を切り替えを余儀なくされた。
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