ナンバンハコベ
なんばんはこべ (南蛮繁縷)




●わが国の各地をはじめ朝鮮半島や中国、アムール、サハリンに分布しています。山野に生え、茎は細くてつる状にのび、多くの枝を出して樹木などに絡みつきます。葉は卵形で対生します。6月から10月ごろ、特徴のある花を咲かせます。萼は半球形で、果期には反り返って皿状になります。ナンバンと名前がついていますが、花のかたちが外国風のいう意味だけで、在来種です。
●ナデシコ科ナンバンハコベ属の多年草で、学名は Cucubalus baccifervar. japonicus。英名は Berry catchfly。
ナデシコ: | 蝦夷河原撫子 野原撫子 高嶺撫子 |
ナンバンハコベ: | 南蛮繁縷 |
ノミノツヅリ: | アレナリア・モンタナ 蚤の綴り |
ハコベ: | ステルラリア・ネモルム |
南蛮繁縷と同じ種類の言葉
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