南禅僧堂から東福寺派管長そして遷化
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1961年(昭和36年)28歳で、ようやく南禅僧堂に掛搭して全慶に参じる。その後1974年(昭和49年)全慶遷化の後は、全慶の法嗣である山口県洞春寺高山泰巖に参禅し、嗣法する。1980年(昭和55年)東福僧堂師家に就任。そして1991年(平成3年)4月より臨済宗東福寺派管長にも就任する。1980年(昭和55年)東福僧堂師家に就任。その後は日本国内だけでなく、米国はじめ欧米での布教活動も本格化させた数少ない臨済宗の老師の一人である(アメリカでの布教活動を参照のこと)。2009年(平成21年)に僧堂師家を退任し栗棘庵に移る。晩年は長く、難病であるパーキンソン病を患ったが、補助を得ながら懸命に指導と布教を続けた。そして2011年(平成23年)3月1日多系統萎縮症のため遷化。世寿79。
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