南町奉行所 (アニメ制作会社)とは? わかりやすく解説

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南町奉行所 (アニメ制作会社)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 04:55 UTC 版)

有限会社南町奉行所
種類 特例有限会社
本社所在地 日本
166-0015
東京都杉並区成田東4丁目34番14号
ヤマフジビル4階[1]
設立 1989年(法人組織として)
業種 情報・通信業
法人番号 1011302009009
事業内容 アニメーションの企画・制作
代表者 代表取締役 靏山修
資本金 1000万円
従業員数 27名
関係する人物 山崎理(創業者・初代代表取締役)
靏山修(現つるやまおさむ、創業者)
大貫健一(創業者)
大張正己(創業者)
西井正典(創業者)
外部リンク http://www.bugyousyo.com/
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有限会社南町奉行所(みなみまちぶぎょうしょ)は、かつて存在した日本アニメ制作会社

概要

中村プロダクションを経てカナメプロダクション出身の山崎理が、靏山修(現つるやまおさむ)、同社出身の西井正典亜細亜堂出身の大貫健一葦プロダクション出身の大張正己らと共に、フリースタジオとして1984年に設立。設立当初は他社からの作画下請けが中心だったが、1987年J.C.STAFFが制作した『妖刀伝』シリーズのメインスタッフルームとして、企画原案監督キャラクターデザイン作画監督などを担当し、注目を浴びた。

法人化した1989年頃からはゲーム業界との関わりを増し、『3×3 EYES』のアドベンチャーゲームシリーズや2D対戦型格闘ゲームGUILTY GEAR X』のグラフィック制作に協力。それを機に踏み切った社内のデジタル化も、アニメ業界で相当に早い時期から対応しており、テレビアニメを単独で企画・制作するようになってからは、企画・シナリオ・絵コンテ・デザイン・作画・仕上げ・撮影と、ほぼアニメ制作の全工程を社内で遂行できる規模の会社として経営されている。

2007年東京キッズと共同制作したテレビアニメ『地球へ…』を機に元請制作を開始。同年10月、靏山修が代表取締役に就任。

その後、『宇宙戦艦ヤマト2199』の制作現場となる予定だったが、2009年に東京キッズ倒産の煽りを受けて事業停止し、スタジオも引き払われた。尚、2019年現在も法人格自体は存続している。

主な作品

テレビシリーズ

OVA

ゲーム

  • トランプボーイ (1990年)
  • 3×3 EYES 〜三只眼變成〜 (1990年)
  • 3×3 EYES 〜吸精公主〜 (1995年)
  • 3×3 EYES 〜転輪王幻夢〜 (1997年)
  • GUILTY GEAR X (2000年)

作画担当作品

制作協力

出典

  1. ^ 有限会社 南町奉行所 - 東京国際アニメフェア2005

関連人物

関連項目

  • アステリズム - アニメーターを務めた明珍宇作と演出・撮影監督を務めた廣岡岳が設立。
  • Nexus - 上記のアステリズムを母体にA-1 Pictures出身のプロデューサー中村浩士が加わった上で新たに設立。
  • アニメ制作会社一覧

外部リンク




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