南市町とは? わかりやすく解説

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南市町

読み方:ミナミイチチョウ(minamiichichou)

所在 奈良県奈良市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒630-8373  奈良県奈良市南市町

南市町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 08:14 UTC 版)

日本 > 奈良県 > 奈良市 > 南市町
南市町
南市町
北緯34度40分49秒 東経135度49分47秒 / 北緯34.680207度 東経135.829688度 / 34.680207; 135.829688
日本
都道府県 奈良県
奈良市
面積
 • 合計 0.007843596 km2
人口
 • 合計 151人
 • 密度 19,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
 630-8373
ナンバープレート 奈良
町の風景(道路)
恵比寿神社

南市町(みなみいちちょう)は奈良県奈良市地名郵便番号は630-8373。

地理

市の中央部、市街地の中央部に位置する[1]

北は元林院町、西は餅飯殿町、東は今御門町と接する。

小・中学校の学区

奈良市立椿井小学校、および奈良市立三笠中学校の学区に属する[2]

歴史

沿革

本町は、1532年(天文元年)の奈良一向一揆で中市が荒廃した後、興福寺六方衆が猿沢池の南方の地を定めて新設した市場であった。当初は新市と呼ばれていたが、やがて南市の称が定着した。 古くは東寺林町から猿沢池あたりまで芝原があった。

1889年(明治22年)から奈良町、1898年(明治31年)からは奈良市に所属している。大正初期から奈良検番などの芸妓の置場ができ、歓楽街として発展した。近年はスナックやバーが多い。

地名の由来

1687年(貞享4年)発行の『奈良曝』によれば、天文年間に六方衆が新市を開いていた際、奈良の三条通を境界線として南部を南里と呼んでいた。ここから南里の市の意味で「南市」と称するようになったと言われている。

人口の変遷

  • 1938年(昭和13年)の世帯数59。
  • 1980年(昭和55年)の世帯数60、人口179人。

恵毘寿との関連性

南市は鎌倉時代に開かれたとされ、高天市と北市とともに南都の三市とされていた。そのころから恵毘寿は市の守護神として祭られている。毎年1月5日に祭礼が行われ、俗に「5日えびす」といい、大和の数ある「えびす祭」の中でも最もにぎわったと伝えられている。現在も招福と商売繁盛の神様として知られ、1月4日に宵えびす、5日に本えびすを行っている。

交通

鉄道は通っていない。道路に関しては幅員が狭く、対向車の行き違いが難しい区間が多い。 路線バスは通っていない。

施設

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編(1983)
  2. ^ 通学区域”. 奈良市. 2016年11月29日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク



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