半母音化とは? わかりやすく解説

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半母音化

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半母音化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/29 13:50 UTC 版)

ラテン語とルーマニア語の音韻の変化」の記事における「半母音化」の解説

俗ラテン語では短音/e/ と /i/ が他の母音前に来るときに半母音/j/になる。後にその/j/が前側の子音に影響して口蓋化起きる。 ラテン puteum > *putju > ルーマニア puţ ラテン rōgātiōnem > *rogatjone > *rogačone > ルーマニア rugăciune (祈り) ラテン hordeum > *ordju > *ordzu > ルーマニア orz (大麦) ラテン deorsum > *djosu > *osu > ルーマニア jos (下に) ラテン socium > *sokju > ルーマニア soţ (仲間伴侶) ラテン cāseum > *kasju > ルーマニア caş (チーズ) ラテンnea > *vinja > *[viɲe] > ルーマニア vie [vije] ラテン mulierem > *muljere > *[muʎere] > ルーマニア muiere [mujere] (婦女) 歯茎音破裂音のtとdは oの前で後部歯茎摩擦音(ʧ, ʤ)になり、他の母音歯茎摩擦音(s, z)になる。この対応は credinţă (信義) - credincios (誠実な), oglindă (鏡') - oglinjoară (小さい鏡)など現代ルーマニア語に及ぶ。 両唇音場合は/j/が子音前に入れ替わり影響受けないラテン rubeum > *robju > ルーマニア roib

※この「半母音化」の解説は、「ラテン語とルーマニア語の音韻の変化」の解説の一部です。
「半母音化」を含む「ラテン語とルーマニア語の音韻の変化」の記事については、「ラテン語とルーマニア語の音韻の変化」の概要を参照ください。

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