半密閉型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:22 UTC 版)
電動機が圧縮機とともにボルト締めされた分割型の容器に密閉されているもの。ボルトを取り外すことにより、電動機・軸受などの補修・取替えが可能である。実際の所、部品交換は弁板、オイルレベル窓、ガスケットぐらいしか出来ない。(古いシリンダーに新品の部品を組み合わせるとロックなど故障を起こしやすい) 単段のものは冷蔵用途(全冷媒で)一部の冷媒(CFC-502やHFC-404Aやハロン1301)では冷凍用途で使われる。R22など比較的低圧冷媒で冷凍温度域まで冷やす時は2段圧縮方式で使われる。これは初段(吸い込み圧力は負圧)で一旦正圧まで圧縮したあとインタークーラーと液インジェクションで冷たいガスを混合して温度を十分下げてから後段で1.5 - 2MPa程度まで圧縮するものである。
※この「半密閉型」の解説は、「圧縮機」の解説の一部です。
「半密閉型」を含む「圧縮機」の記事については、「圧縮機」の概要を参照ください。
- 半密閉型のページへのリンク