半密閉ブレイトンサイクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 06:26 UTC 版)
「ブレイトンサイクル」の記事における「半密閉ブレイトンサイクル」の解説
半密閉ブレイトンサイクルは、開放ブレイトンサイクルの排熱で密閉ブレイトンサイクルを動作させるものである。動作流体として腐食性の強い燃焼ガスが使用され、熱交換器が多く冷却水も必要となるなど、双方の欠点をあわせ持つものであった。 1950年代に実験的に発電に使用されたが、タービン素材の進歩により入口温度を上昇させることで排気温度が上昇し、蒸気タービンとのコンバインドサイクルが可能となって用いられなくなった。
※この「半密閉ブレイトンサイクル」の解説は、「ブレイトンサイクル」の解説の一部です。
「半密閉ブレイトンサイクル」を含む「ブレイトンサイクル」の記事については、「ブレイトンサイクル」の概要を参照ください。
- 半密閉ブレイトンサイクルのページへのリンク