十円なんでもストアーとかんばん用紙
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「ドラえもんのひみつ道具 (しは-しん)」の記事における「十円なんでもストアーとかんばん用紙」の解説
十円なんでもストアーとかんばん用紙は、「十円なんでもストア」(てんとう虫コミックス第44巻に収録)に登場する。 ミニチュアの店舗の形をした道具。専用の「かんばん用紙」という紙束が付属する。用紙にお菓子屋や本屋など希望する店の種類を書いて「十円なんでもストアー」の看板にあたる部分に貼ると、その店の商品が何でも十円で買えるようになる。十円を入れて欲しい商品名を言えばドアの部分が開いて中から希望した商品が出てくる。看板を書き直せばどんな店にもなるが、1つの看板につき1個の商品しか購入できない。商店以外でも「映画館」と書けば映画が見られ(ストアーの戸口を開けた中に映画が映る)、本来現金を以て利用するものですらないが、「交番」と書けば警察官まで出てくる。第2作第2期では「銭湯」と書くと銭湯用の浴槽が湯を張って出て来る。 「かんばんがあと一まいしかないんだよ」というセリフから、「かんばん用紙」はほかの紙では代替できない可能性がある。 この道具から出される商品や人はどこから仕入れているのかは不明。テレビアニメ第2作第1期で警察官を出した際、のび太は「あのお巡りさん、何処の人?」と言っており、警察官自身も自分は誰だかわからず困り果てて、「其処の二人、私はどこに帰ればいいんですか?」とドラえもんとのび太を追いかけながら訪ねた。 十円以外の硬貨を入れた場合は原作ではどうなるか不明だが、第2作第2期では買い物はできず、勢いよく飛び出してキャッシュバックされるようになっている。
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