医療の要・不要による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:00 UTC 版)
また、次のような分類が提唱されることもある。 カテゴリー1 : 医者がかかわってもかかわらなくても治癒する病気 (自然治癒力や本人の努力で治癒するもの) カテゴリー2 : 医者がかかわることによってはじめて治癒する病気 カテゴリー3 : 医者がかかわってもかかわらなくても治癒しない病気 開業医や市中病院の医師が日常の診療で遭遇する「疾病」のほとんどは、上記で言えばカテゴリー1に属する(すなわち、医者・医療者がかかわらなくても治癒する病気である)。その比率は70〜90%ほどであるという。岡本裕医師によれば、実際の計数結果は95%がカテゴリー1だったという。 カテゴリー3に分類される病気、つまり「不治の病」もまだまだ多い。(例えば神経変性疾患、神経機能障害・・等々はそれに分類される) (カテゴリー1と2の病気については)病気にも ①当人が自分の力で治すことができるもの、と ②自然治癒力も及ばず、医療従事者と連携をとり治癒をはかるとよいもの、の2種類があるということである。①の当人が自分の力で治すことができる病気には、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満病、痛風、便秘症、不眠症、自律神経失調症・・・などが挙げられる。
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