北研H80号【ホッケンエイチ80ゴウ】(きのこ類)
登録番号 | 第4288号 | |
登録年月日 | 1995年 1月 26日 | |
農林水産植物の種類 | ひらたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 北研H80号 よみ:ホッケンエイチ80ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社北研 | |
品種登録者の住所 | 栃木県下都賀郡壬生町駅東町7番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 藤田寿 井上貞行 鮎沢澄夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生株から組織分離,選抜して育成されたものであり,菌傘が大型で菌傘表面の色が濃いビン栽培向き品種である。 菌傘の断面の形態は平形,長径と短径の比率は1.0~1.2,生育初期及び収穫期の色は暗灰褐,肉質は普通である。菌褶の菌柄へのつき方(垂生の程度)は中,菌柄の菌傘へのつき方は偏心生,菌柄の形は中太,色は有色,毛は無,太さは太,菌傘の長径と菌柄の長さとの比率は1:0.51である。最適温度における子実体発生までの期間は31~35日,芽出し最適温度は14℃,子実体の発生温度の温度較差は6~8℃である。子実体の生長の最適温度は13~15℃,最適照度は101~200luxである。 「北研H7号」,「北研H1号」と比較して,菌傘の断面の形態が平形であること,菌柄の形が中太であること,太さが太いこと等で区別性が認められる。なお,「北研H7号」,「北研H1号」,「森39号」,「大貫H1号」等との対峙培養において,明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,茨城県七会村において昭和63年に採取した野生株から組織分離して培養し,その中から選抜して栽培し,平成3年に諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「北研H20号」であった。 |
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