北朝鮮における使用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 15:46 UTC 版)
2003年11月4日に行われた国連総会の本会議で、日本代表が朝鮮民主主義人民共和国を指して「North Korea」 (北朝鮮) と呼び続けていたため、北朝鮮代表の次席大使が抗議の意で、日本を「Jap」と呼んだことから、日本の次席大使が北朝鮮を非難し、国連総会議長ジュリアン・ロバート・ハント(英語版)も「神聖な議場で、このような言葉を今後使うことのないよう希望する」と、北朝鮮側に対し注意した。 2017年9月14日、北朝鮮の対日外交窓口である「朝鮮アジア太平洋平和委員会」は、日本が度重なる国連制裁に便乗したとして英語版で「Jap」を用いて「日本はわが国の近くに存在する必要はない」「日本人を叩きのめさなければならない」「日本列島四島を核爆弾で海に沈めなければならない」と声明を出した。また、朝鮮語でジャップに相当する蔑称の「チョッパリ」も使用された。日本政府は、これに「極めて挑発的な内容で言語道断」と北朝鮮に抗議した。
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