北大西洋艦隊旗艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 03:58 UTC 版)
「キアサージ (戦艦)」の記事における「北大西洋艦隊旗艦」の解説
キアサージは北大西洋基地の旗艦となり、大西洋沿岸を下りカリブ海を巡航した。1903年6月3日から7月26日にドイツのキールを訪れるまで短期間ヨーロッパ艦隊の旗艦を務め、6月26日にはドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が、7月13日にはプリンス・オブ・ウェールズ(後のジョージ5世)がキアサージを訪問した。7月26日にはメイン州のバー・ハーバーに戻り、北大西洋艦隊の旗艦任務に復帰した。 1903年12月1日にキューバのグアンタナモ湾へ向けてニューヨークを出航し、アメリカ合衆国は12月10日にグアンタナモにおける法的権利を獲得した。カリブ海での演習に続いて北大西洋戦艦戦隊はポルトガルのリスボンを訪れ、キアサージには1904年6月11日に国王カルロス1世が視察に訪れた。その後ギリシャのファレロン湾へ向かい、7月4日にはギリシャ国王ゲオルギオス1世一家の訪問を受け、共にアメリカ独立記念日を祝った。艦隊はその後コルフ、トリエステ、フィウメを親善訪問し、1904年8月29日にロードアイランド州ニューポートに帰還した。
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