北勢地方の鯨船行事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 01:49 UTC 版)
三重県北部、北勢地方(四日市市周辺)の伊勢湾沿岸地域では、四日市市中部地区の「諏訪神社」、富田地区の「鳥出神社」の富田の鯨船行事、七つ屋町地区の「御薗神社」、塩浜 磯津地区の「塩崎神社」、楠町南五味塚地区の「南御見束神社」、鈴鹿市長太地区の「飯野神社」の祭礼で8月から10月にかけて、捕鯨に纏わる活動を彫刻を施し刺繍入りの幕で飾り立てた豪華な鯨船山車とハリボテの鯨を使って陸上で表し、神社に奉納する行事がそれぞれ別日程で行われている。(「御薗神社」「塩崎神社」は休止中)これらのうち、富田地区の鯨船行事が国の重要無形民俗文化財に、中部地区の鯨船山車・明神丸(四日市祭)が三重県の有形民俗文化財に、楠町南五味塚地区の行事が四日市市指定無形民俗文化財に、鈴鹿市長太地区の行事が鈴鹿市指定無形民俗文化財に、これら鯨突き行事全体が国の選択無形民俗文化財になっている。
※この「北勢地方の鯨船行事」の解説は、「捕鯨文化」の解説の一部です。
「北勢地方の鯨船行事」を含む「捕鯨文化」の記事については、「捕鯨文化」の概要を参照ください。
- 北勢地方の鯨船行事のページへのリンク