北上パイプライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 05:09 UTC 版)
1972年5月14日、那覇第二貯油施設 (与儀タンクファーム) が返還される。 1986年、北上ラインに関し、1974年1月に那覇港湾施設返還合意をうけ、代替タンクとして金武第1、第2、第3タンクファーム及び桑江タンクファームを新規に建設し、那覇港湾施設タンク地区のタンク18基を撤去した。これにより、実質的に北上ラインは使用廃止となる。 1990年12月、浦添市伊祖と宜野湾市伊佐を結ぶパイプラインのバルブボックス28カ所 (4.3ha) が返還され、北上ラインは完全に撤去された。このラインは、県道251号線、通称「パイプライン通り」の一部を形成していたが、道路中央にあるバルブボックスが交通渋滞や事故の原因を招き、市民生活の大きな弊害となっていた。返還によって道路中央の露出バルブボックスが撤去され、市道として整備されている。
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