勢力の拡大とエル・ルークンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 11:03 UTC 版)
「ブラック・P・ストーンズ」の記事における「勢力の拡大とエル・ルークンス」の解説
1960年代後半から1970年代にかけて組織は著しく強力化、数千名までメンバーは膨らんで行く。そして、シカゴに本部を持つイスラム教の一派である「アメリカのムーア人の科学寺院」に影響を受けていたフォートは自らの宗教組織エル・ルークンスを設立する。この組織は全米的にも話題になり、新たに獲得した教徒に加えブラック・P・ストーンズのメンバーを加入させて行く事になる。一方ではこの宗教組織の設立はギャングを偽装する目的であったとも言われている。しかし、メンバーへの改宗を強要するなどフォートの独裁体制に反感を抱いていたエジプシャン・コブラズのミッキー・コグウェルが殺害された事によりエジプシャン・コブラズが離脱、ミッキー・コブラズとして独立すると抗争に突入。更に1980年代に入るとフォートとの確執からヘアストンが殺害され、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィーと共謀し重火器を調達するなどして国内でテロを計画していた容疑でフォートが逮捕されるとエル・ルークンスは1989年に崩壊する。
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