労働者らによる抗議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:19 UTC 版)
「公共職業安定所」の記事における「労働者らによる抗議」の解説
職業安定所ができた当時は、仕事にあぶれた労働者により騒乱状態になることも珍しくなかった。1950年9月5日には、東京都の渋谷職業安定所の前で約200人が気勢を上げたことから警視庁予備隊が出動したほか、新宿職業安定所では約800人が騒ぎ、一部は出動した淀橋警察署署員と乱闘状態となった。労働者側が5人、警察官5人が負傷。8人を逮捕した。また、同年12月11日には、新宿職業安定所に労働者ら2,600名が押しかけて紹介開始時間の繰り上げを要求。200人が敷地内に乱入して窓ガラスを割るなどの破壊行為を行った。
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