加賀姫青【カガヒメアオ】(野菜)
登録番号 | 第13199号 | |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | かぶ | |
登録品種の名称及びその読み | 加賀姫青 よみ:カガヒメアオ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 石川県 | |
品種登録者の住所 | 石川県金沢市鞍月1丁目1番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉秋斎、安達直人、山辺守 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「百万石青首蕪」を花粉培養して得られた自然倍加系統を母系とし、「改良CR金沢青」を父系とする交雑品種であり、草姿は立で、根は白色で腰高、根こぶ病抵抗性が強の漬物加工用に適した品種である。草姿は立、子葉及び胚軸の色は緑である。葉数はやや多、葉形はびわ形、葉縁の切れ込みは浅裂、葉の大きさはやや小、色はやや濃緑、色素は無である。葉柄又は中肋の形は扁円、幅は細である。根形は腰高、抽根性は大、根の太さはやや太、色(基本色)は白、色(補充色)は淡緑、肉色は白、根重はやや重、す入りはやや早、T/R率は中である。早晩性はやや早生、抽だい性はやや晩、裂根性は多、肉の硬さはやや軟、緻密性はやや密、根こぶ病抵抗性は強である。「百万石青首蕪」と比較して、葉縁の切れ込みが浅裂であること、根こぶ病抵抗性が強いこと等で、「CR金沢青」と比較して、根が重いこと、裂根が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「百万石青首蕪」を花粉培養して得られた自然倍加系統を母系とし、「改良CR金沢青」を父系とする交雑品種であり、平成11年より石川県農業総合研究センター(金沢市)において交配組合せ検定試験及び特性調査を行い、13年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。 |
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