割烹田中家とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 割烹田中家の意味・解説 

割烹 田中家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 01:08 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
株式会社田中家
種類 株式会社
本社所在地 日本
221-0834
神奈川県横浜市神奈川区台町11番地の1
北緯35度28分13秒 東経139度37分25.6秒 / 北緯35.47028度 東経139.623778度 / 35.47028; 139.623778座標: 北緯35度28分13秒 東経139度37分25.6秒 / 北緯35.47028度 東経139.623778度 / 35.47028; 139.623778
業種 小売業
法人番号 5020001023712
外部リンク https://www.tanakaya1863.co.jp/
テンプレートを表示

割烹 田中家(かっぽう たなかや)は、東海道神奈川宿神奈川県横浜市神奈川区台町)に所在する、同宿内で幕末から現存する唯一の料亭である[1]

概要

1863年(文久3年)、初代の主人である晝間弥兵衛(ひるまやへえ)[2]が旅籠「さくらや」[注釈 1]の営業を高島嘉右衛門から譲り受け、これを業態変更する形で創業した[1]。「田中家」の屋号は高島嘉右衛門の命名によるもので、晝間家の周辺地理を踏まえ、縁起の良い名として命名したといわれている[2]

関東大震災および太平洋戦争中の空襲で焼失するなどしたため[3]、創業以来何度か建て替えを経ているが、2021年現在も純日本風の木造建築を保っている。現在の建屋は1952年(昭和27年)に再建されたものであるが、1990年代に財政上の問題を解消するため一部の取り壊しとマンションへの建て替えが行われており、その規模は最盛期の半分以下となっている[3]

高杉晋作西郷隆盛など、幕末の志士達による倒幕計画立案の舞台となったとも伝えられている[1]。1874年(明治7年)からしばらくの間、坂本龍馬の妻であったおりょうが仲居として勤務していたことがある。英語が話せたため、外国人客の接客に活躍したという[2]

脚注

注釈

  1. ^ 歌川広重作の「東海道五十三次」など、複数の浮世絵に描写されている[2]

出典

関連項目

外部リンク


「割烹 田中家」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「割烹田中家」の関連用語

割烹田中家のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



割烹田中家のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの割烹 田中家 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS